カゴメの「応募者全員に記念品」から考える【採用活動は未来のお客様づくり】論

キャリア

カゴメの新卒採用受けたら「お礼の品」が届く

Yahoo!ニュースによると
カゴメの広報担当者に取材したところ、同社は10年以上こうした取り組みを行っているようです。
就職先としてカゴメに興味を持ったこと、エントリーシートや履歴書を作成したことに対するお礼で、その内容はカゴメの商品と人事部からのお礼の手紙が入っていたそうです。同社では10年以上前から、新卒採用でESや履歴書を提出した応募者全員に選考結果に関係なく商品を贈っているとのこと。

引用:Yahoo!ニュース4/20
カゴメ採用情報ページ

応募者全員に、結果関係なく贈る

これは非常にすごいことだと思います。面接に来た人ではなく、書類応募ですから。
カゴメは応募者数が非常に多く、2020年卒の場合、応募者約6,500人です。採用フローの中でエントリーシートはこの6500人が全員提出し、この全員にお礼を贈るんですね。

引用:就職四季報

ファンを増やす

・カゴメに興味を持つ
・カゴメに応募する

これに該当する人って、商品を買わずともカゴメはいい会社だと知っているわけで。さらに入社意欲があるということは、もうすでにファンですよね。さらにそこにカゴメ人事部からの押しの一手。これはもう、熱狂的なファンの獲得決定です。
しかも自社商品なら原価は安いですし、すばらしい戦略です。
行動に移せる人は100人のうち25%、継続する人5%だとよく言われます。70人は行動しない人です。この7割の行動しない部類の人たちに「カゴメすごい!大好き!」とより熱狂的にファンになってもらえば商品を買うかもしれませんし、陳列棚でたとえば伊藤園と迷ったときに「そうだ、カゴメにしよう」という差別化ができるかもしれませんね。

私自身の経験から、感じたこと

私自身、就職して初めの泊り合宿で同じような話を聞いたことを思い出しました。
一人ずつ、前に出て発表する企画。テーマは忘れてしまったのですが・・・
食品を扱う企業の同期が「熱狂的なファンは繰り返し購入する。そんなファンを作りたい。ディズニーみたいに!」と発言しました。私はインフラ系だったので存続こそ使命などと思っていましたが、その熱狂的なファンづくりって大切だなと。
たとえばTwitterはいいねやフォローをされることが熱狂的なファンではないですよね。その中のほんの一握りの人だけ。

お金を払ってでも何かを得たい人はちょっとしたファンではだめなのです。

採用活動は未来のお客様づくり

ファンを増やすパートでも書きましたが、「はじめから興味をもったファン」層が応募しているので期待度は高め。そこで負のイメージをもってしまうと何も興味のなかった層よりもダメージは大きいです。
「採用面接を受けたけど、嫌な会社だった」という口コミはすぐに広まりますし、商品を買ってもらえなくなるでしょう。そういった中で、カゴメはうまく熱狂的なファン=未来のお客様を獲得しているなと感じました。

私はトマトが大好きなので、商品もよく購入しますし、がんばってほしい企業です。

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