はじめに
スクーリング(通学講座)が終了すると、試験の申し込みです。
試験の申込みをする際は、JCDAでの受験か、キャリ協での受験か決めて申し込みをしましょう。ちなみに私はマンパワーの養成講座に通い、試験はJCDAでした。
学科試験までは2.3か月。
来月から、明日から、と思いつつ、毎日忙しくなかなか勉強する時間が取れないこととお察しします。少しずつの積み重ねが合格につながるので、ぜひがんばりましょうね!

今回は左から2つめから3つめの、試験対策についてです。
こんな人にオススメ
学科試験対策に何をしたらよいかわからない
どんな書籍を購入すればいいの?
この記事で学べること
具体的な勉強方法
勉強に取り組むマインド
おすすめ問題集
キャリアコンサルタント試験の概要
試験科目
・職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
・キャリアコンサルティングの理論に関する科目
・キャリアコンサルティングの実務に関する科目
・キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
・キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
試験機関
キャリアコンサルタント試験は、厚生労働大臣が登録した登録試験機関が行っています。
・特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会→通称キャリ協
・特定非営利活動法人日本キャリア開発協会→通称JCDA
2021年度キャリアコンサルタント試験日程
第17回、18回、19回
学科試験は同日に同問題で行われます。実技試験は論術のみ学科試験と同日に、実技試験はその翌週か翌々週という日程です。
自分が実技試験のどの日程に当たるのかは、受験票が届くまでわかりません。直前になって慌てないように、学科試験と同時に対策を進めていきましょう。
試験会場
受験票に記載されます。私は大学での受験でしたが、かなりの人数を収容できるようでした。わかりやすく、アクセスのよい場所になるかと思います。
ちなみに実技試験はホテルでした。
配点
満点 | 配点 | 合格点 | |
学科試験 | 100点 | 100点 | 70点 |
実技試験 | 150点 | 論述50点/面接(ロールプレイング)100点 | 90点* |
*ただし、論述および面接の特定の評価区分にどれか一つでも40%未満の得点がある場合は、90点以上でも不合格となります。
具体的な対策方法
1.過去問でコンスタントに合格点がとれるようにする
認定講座のメンバーや試験対策講座で過去問を入手し、繰り返し解きます。
苦手な分野を復習しながら、頻出問題を把握し、過去問でコンスタントに合格点を上回れるようにしましょう。
合格率が著しく低い受験回の問題は後回しにして、平準的な難易度の回を優先的に解くほうが自信が付くでしょう。
私の周りでは「国家資格キャリアコンサルタント 学科試験 要点テキスト&一問一答問題集」を使用している人が多かったです。購入しようとしたときはすでに売り切れていましたので、早めの準備をおすすめします。
2.統計資料・各種白書などを頭にたたきこむ
有効求人倍率など、指数も確認しておくといいでしょう。
3.講座で習わないことを学習しておく
過去問を解いていると、テキストに掲載されていない問題に出会うことがあります。
テキストに載っていなくても出題範囲となりますので、インターネットで調べたり問題集を解くなど漏れのないように対策します。
4.余裕のある方やさらに知識を深めたい方向け
木村周先生の書籍「キャリアコンサルティング 理論と実際」はおすすめです。現在は第5版が出ていますが、中古などで手に入りやすい4版でもよいでしょう。半額ほどです。
試験を受けるまで
勉強会に参加したり、調べたりするうちに「100点満点を目指さない」という言葉を度々耳にしました。学科試験は100分の試験時間で50問出題。70点以上が合格ですから、50問中35問正解すればよいのです。そう思ったら、気持ちが少し楽になりますよね。学生時代と違い、限られた時間で合格を目指さなければなりませんから、効率よく勉強しましょう。
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