それは「やりがい搾取」だ!

キャリア

そもそも、やりがい搾取とは?

経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいいます。東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられました。

やりがい搾取に遭いやすい人って?

1.若者
2.専業主婦から仕事を始めた子育てママ
3.転職したての人
いずれもやる気に溢れていて、自己犠牲しがちです。


転妻もパートナーの転勤に帯同すると同時に専業主婦になることが多く、2.に当てはまる方も多いのではないでしょうか。

引用:転職Hacks

転妻も、安くて有能な労働力として見られがち

小さな子どもを育てている主婦。さらに、転勤が控えている転妻ともなれば、社会へ出て働くことに躊躇して主婦を選ぶパターンが圧倒的に多数です。そんな中でも働きたいと意欲のある方は大勢いますし、結婚前は大手でバリバリ働いていたという転妻にもこれまでたくさん出会ってきました。
少しでも社会とつながりたい、自分の手で稼ぎたいという思いを持ちながらも社会で圧倒的な不利条件のオンパレード【転妻×子育て中】の人にも自宅でできる仕事というのは存在します。
ただ、条件は最賃すれすれ。もしくは、在宅ワークだからと雇用契約ではなく成果報酬の業務委託契約が横行しています。直接雇用との違いを知らないまま、言われる通り契約してしまい、支払額に驚く人も多いです。「業務委託契約」は好きな時間に好きなだけ働けるという謳い文句のもと、少しでも働きたい転妻に高いハードルを課し、成果物は安く買い取られます。

アイデア搾取

アイデアコンペやコンテストという名目で、多数の方からアイデアを募ることもありますね。社内アイデアコンテストなどという名前で、入賞者には金一封、というような企画です。
その報酬は、大賞が1万円、2位5000円、特別賞3000円など、人数や労力に対して絶妙な魅力的ラインすれすれに設定。
企業側から「出しても出さなくてもいいけどできるだけ出して」と言われれば提出は自由のようですが、実態は記名制度ですから小さい集団では出さないわけにはいきません。
仮に50人の集団で上記の通りの賞が用意されているとするなら、7割の回答率だとして自由記述で一人2案の提出と仮定。
【50×0.7×2=70のアイデアを18000円で得ることができる】のです。非常にコスパがいいですよね。

同じようなことが今話題のクラウドソーシングにもいえます。
採用されるかわからないコンペ型では、はじめにアイデアを提供するわけですから、「不採用のため無報酬」といった場合も考えられます。

「アイデアを出すだけ」と思われがちですが、企業側からすればアイデアは何にも代えがたく得難い物なんです。

クラウドソーシングは誰でもできると謳い、単価は低く設定されているものが大半です。逆に高すぎるものはグレーな案件である場合がありますので気を付けてくださいね。

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同調圧力

私自身、「これってやりがい搾取?」と感じる場面に遭遇したことがあります。しかし、周りはそれを美化しているんです。
苦しかったです。その状況から脱することもできずに、搾取される側が手を取り合い、協力して何とかいいものを作ろうとする。「スキルが身に付く」「やりがいがある社会的に意義のある仕事」と刷り込まれています。
私はブランクがあり焦っていたので条件面よりもスキルアップできる仕事に従事しようとしていましたが、同じようなことが、ブラック企業では横行しているようですね。

やりがい搾取への対策

第三者へ相談してみるとよいでしょう。客観的事実を伝え、判断を仰ぐのです。
自分で出来ることは、率先してやっていた「誰かがやらなければならないこと」をやめる、「サービス残業」をやめてみる。
なかなか改善されないときや、ひとりで動くのが難しいときには、思い切って弁護士などの専門家に相談しましょう。

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